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みなさま、こんにちは!薬膳八百屋です。

暑い!!!!!

夏、真っ盛りですね!

夏バテなどしてませんでしょうか??
今回も生活のお役立ち情報をお伝えしていきます。

お好きな飲み物片手に、どうぞ最後までお付き合いください!

大暑の養生法「清熱解暑」

前回まで「暑さによる不快感を取り除く」など、わかりやすい言葉でお伝えしていましたが、

今回はちょっと薬膳感を出してみました。

「清熱解暑(せいねつげしょ)」の意味は、前回と同様「暑さによる不快感を取り除く」です。

薬膳の勉強を始めると、最初につまづきやすいのが「漢字の意味がわからない」こと。

今回は、漢字に抵抗をなくすポイントについて少しご紹介したいと思います。

ポイントは「二語」+「二語」

では早速「清熱解暑(せいねつげしょ)」を例にみていきましょう。

ありがたい四字熟語のように聞こえますが、これは実は「清熱」と「解暑」の二語がくっついたものです。

この二語は基本的に「動詞+目的語」の順番になっているので、「〇〇する、□□を」、日本語での意味を考える場合は「□□を〇〇する」と読み直します。

それを踏まえると、

「清熱」は「熱を清らかにする」のように読み、この場合は「解熱」のような意味を持ちます。

「解暑」は「暑さを解く」のように読み、「暑さによる不快感を取り除く」という意味です。

日本語の日常会話では「熱を清らかにする」「暑さを解く」という言い方はほとんど使わないと思いますが、言葉の持つイメージからなんとなく想像できるかな…と思います。

このように分解して考えていくと「清熱解暑」は「熱を冷まし、暑さによる不快感を取り除く」という意味を持つことがわかります。

ちなみに英語でなんというか調べたところ「clearing heat and relieving summer heat」と翻訳されました。

これを漢字四文字で説明できるとは、この表現に慣れてしまえばとてもお手軽ですね!

清熱解暑の食材

前回お伝えした「暑さによる不快感を取り除く食材」、つまり「解暑の食材」はほぼ「涼〜寒性」という、身体の熱をとる食材がほとんどでした。

おさらいすると、インゲン、緑豆もやし、トマト、きゅうり、ゴーヤ、すいか、パイナップル、メロン、レモンなどです。

今回はなじみの食材の一つ「トマト」についてご紹介します。

トマトの薬膳的な効能

夏の代表食材でもあるトマト。

夏が旬でおいしく感じるのは、身体を冷やす効果があるからです。

また、近年の研究では降圧作用があることもわかってきました。

トマトの性味

「性味(せいみ)」とは「からだに及ぼす作用」のことで、トマトは「微寒 / 甘酸」。

身体の熱をしっかり取り、水分を補ってくれます。

さらに、前回のきゅうりと違うところは「酸味」の特長である「引き締める」作用も持ち合わせていること。

汗が止まらない季節にうれしい食材ですね!

また、消化を助けるはたらきもしてくれます。

おいしいトマトの選び方は?

ポイントは①トマトの色②ヘタの色③重さやツヤの3点です。

①トマトの色は赤みが強く全体に色ムラがないものが良品です。

②ヘタの緑色が濃くハリのあるものが良いです。

③手に取った際にずっしりとした重さを感じ、ツヤがあるものを選びます。

トマトが長持ちする保存方法は?

【冷蔵保存の場合】

トマト同士がくっついていると、その部分から傷みやすいため、1つ1つをキッチンペーパーで包み、ビニール袋などにヘタを下に向けて入れ、野菜室で保存します。

【冷凍保存の場合】

トマトは、実は冷凍保存が可能な食品です!

ヘタを下にし、丸ごと冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍します。

凍ってもそのままカットが可能。

食感がとても柔らかくなりますし、皮も簡単に向くことができます。

スムージーやスープなどによくトマトを使う方は、ぜひ冷凍保存もお試しください。

オススメの調理方法は?

もちろん、そのままガブリ!もおいしいですが、胃腸が弱い方はスープにしてトマトに熱を加えるのがオススメです。

熱を加えることでトマトの「微寒」の作用を少し平性寄りにすることができます。

【夏野菜のトマトスープ】

①好きな夏野菜(茄子、ズッキーニ、パプリカなど)ときのこ、トマトをオリーブオイルで軽く炒めます。

②かぶらない程度の水を足し、すりおろしにんにく1カケ分とローリエを2枚加え、煮ます。

③ローリエを取り除き、塩と白胡椒で味を整えて完成!

*お好みでスープベースに鶏ガラやコンソメを使用したり、ベーコンを加えても素敵ですね♪

*また、①のオイルで炒める工程を省くことにより、少し長持ちします。お好きな方法でお楽しみください。

 

身体の芯からがっつり熱をとる生薬「山梔子(サンシシ)」

生薬の読み方は「サンシシ」ですが、「クチナシ」としてなじみのある植物です。

初夏の庭先でもみられますね。

花は英語の別名では「ケープ・ジャスミン」と呼ばれるほど香り高いです。

山梔子は生薬では主に実の部分を用います。

詳しくみてまいりましょう!

染料として古代から大活躍

日本では飛鳥時代から黄色染料として使われ、現代でも栗きんとんや沢庵の色付けなどにもよく用いられます。

ちなみに「クチナシ」の由来は「口無し」。

果実が秋を過ぎても口を開けないため、そう呼ばれるようになったのだとか。

山梔子の性味・効能は?

【性味】苦 / 寒

    (苦味そのものにも清熱効果があります。とても身体を冷やす、と言えるでしょう) 

【効能】清熱燥湿・清熱解毒・除煩・退黄

    (今回のコラムを参考に、ちょっと想像してみてください!)

山梔子の基原植物は?

アカネ科の常緑低木、コリンクチナシの果実。

他の種類のクチナシはコリンクチナシと比べて薬効が劣るとされ、一般的に染料として用いられています。

山梔子の漢方的な使い方は?

①清熱作用:蓄膿や慢性鼻炎に枇杷葉などと合わせます(辛夷清肺湯)。

②除煩作用:煩燥や不眠などに用います。虚弱体質の場合は人参などと配合します(加味帰脾湯)。

③退黄:黄疸に用います。

山梔子の民間的な使い方は?

煎じ液を服用したり、粉末を外用薬として、打撲や捻挫部分に塗ります。

薬膳八百屋では20g300円からご用意

薬膳八百屋では山梔子を量り売りでお求めいただけます。

20g300円からご用意。

油分が多いため、お料理とも合わせやすいですね!

今回お伝えした【夏野菜のトマトスープ】のベースにもいかがでしょうか?

 

復刻商品「米こうじ」

みなさん、お待たせいたしました!!!

長い間品切れになっていた「米こうじ」がやっと入荷いたしました。

280g440円(税込)です。

原材料のシール部分に、ちゃんと使い方が書いてありますよ!

これ一つで約500mlの甘酒が作れちゃいます!!

もちろん、味噌も!

「出かけたいけど、外は暑いなあ…」というかたは、涼しい家の中で手作り甘酒や手作り味噌にチャレンジして過ごすのもいいかもしれません。

 

イベント情報

7/9(土)「くまざさであそぶ会」はおやすみしました

毎月ご好評いただいています「生薬であそぶ会」ですが、今回は参加されたい方がいなかったため、おやすみとなりました。

8月は漢満堂のイベントはおやすみのため、「生薬であそぶ会」もおやすみさせていただきます。

また9月以降にお会いしましょう!!

 

7/24(日)第66回つまづかない漢方講座「白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)」やります

「漢方薬を実際に煎じられる!」と毎回ご好評いただいている【つまづかない漢方講座】ですが、次回は「白虎加人参湯」を作ります。

また漢字が並んでいますね…!

漢方薬の名称でよく登場する「加(か)」という漢字は、「加減」の「加」つまり「加える」という意味で使われます。

「白虎加人参湯」は「白虎湯」に「人参を加えた」という意味です。

カレーに唐揚げを乗せて「唐揚げカレー」のような感じでしょうか??

寝苦しい夏にオススメの方剤です。ぜひふるってご参加ください。

 

おまけ:だいこんちゃん日記〜〜

こんにちは!だいこんちゃんです!!!

あーーーつーーーいーーーー!

毎日暑過ぎます!!

こんなに毎日暑かったら、溶けちゃいそうです…

ちょっとひんやり金属の上でごろっと…

してたら、てんちょに怒られちゃいました…

冷たい飲み物も、アイスもおいしいです!!

食べ過ぎておなか壊したことあるんですが、なんでだろ??

てんちょに聞いてみたら「東洋医学的には、気が不足するからだよ!」って教えてくれました。

身体が冷えると「気」がなくなるんだそうです。

「次回のブログで詳しく紹介するね!」ですって!

楽しみです♪

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