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こんにちは!
薬膳八百屋新聞では、みなさまの生活のお役に立てるような情報をまとめて発信していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

夏が始まる!

さて、初回のテーマは二十四節気「立夏(りっか)」です。
「夏の始まり」の頃であり、一年で一番過ごしやすい時期とされています。
この頃の養生法や旬をご紹介します!

 

立夏の養生法:こまめに熱を冷ます

最高気温が25度を超える日もあり、東京では汗ばむ日もちらほら。

立夏あたりからは熱中症にも気をつけたいところ。

水分補給はとても大事ですが、飲み方次第で体調が悪化することもあります。

例えば、氷たっぷりの飲み物はのどごしがよく、ついついたくさん飲みたくなりますが、飲みすぎてしまうと胃腸が冷えてしまいます。

胃腸が冷えると消化不良になるだけでなく、「なんだかやる気が起きない…」と五月病の原因となることも。

体の熱を冷ますには、冷たい水分をとる以外にも「体の熱をとりながら汗として出ていった水分を補う」薬膳食材も活用しましょう!実は身近にたくさんあるのです!

体の熱をとりながら汗として出ていった水分を補う食材

豆腐、アスパラガス、きゅうり、ズッキーニ、トマト、キウイ、パイナップル、柿の葉、緑茶など。

この中でも特に「旬」である「アスパラガス」について詳しくご紹介したいと思います。

アスパラガスの薬膳的な効能

「体の熱をとりながら、汗として出ていった水分を補う」という部分をもう少し掘り下げてみましょう。

アスパラガスの性味と歴史

「性味(せいみ)」とは「からだに及ぼす作用」のことで、アスパラガスは「微涼 / 苦甘」。

具体的には、疲労、口の渇き、むくみ、不眠、空咳などに効果があるとされ、まさにこの季節にもってこい!な食材ですね。

日本での歴史を調べてみると、伝来は江戸時代にさかのぼります。

もともと観賞用の植物として親しまれていたのだとか。

実は私たちが食べているアスパラガスは若い茎で、成長するとこんなふうになります!成長すると可愛い!


左画像:アスパラガスは1.5メートル 「一般財団法人 生涯学習開発財団」様より 引用
右画像: アスパラガスの花が咲きました。 / 「日々の語らい 喜び楽しみ感動」様より引用

世界規模ではもっと古く、古代ローマ時代にはすでに食用されていました。

ちなみにアスパラガスは「キジカクシ科クサスギカズラ属」ですが、
同属のクサスギカズラの根茎は薬用区分の生薬である「天門冬(てんもんどう)」として、身体を潤すのに使われています。

アスパラガスの選び方は?

アスパラガスを選ぶ際に注目したいのは①穂先②太さ③切り口です。

①穂先がキュッと詰まっていて、
②やせておらず、
③切り口が茶色でなく、うるおっているもの

がオススメです。

アスパラガスが長持ちする保存方法は?

「体の水分を補う」食材であるにも関わらず、実はアスパラガスは乾燥した環境が大の苦手。

冷蔵庫の中ではすぐしなしなになってしまいます。

そのため、生花と同じように「根元の切り口を濡らしておく」ことがとても大切です。

キッチンペーパーなどがあるかたは湿らせて切り口部分を包み、立てて保存すると良いでしょう。

【冷凍保存の場合】

冷凍保存する場合は少々面倒でも下準備をしておくと後がとても楽チンです!

根元部分を少しカットし、硬い部分はピーラーで削り、軽くゆでましょう。

使いやすいサイズにカットしてよく水気を切り、チャック付きの袋で保存します。

アスパラガスのオススメの調理方法は?

「熱を冷まし、水分を補う」という効果に注目し、組み合わせたいのが「豚肉」

アスパラガスと豚肉をシンプルに塩炒めにしてもおいしいですが、たまには一手間かけて肉巻きにしてみるのはいかがでしょうか?

作り方

①ゆでたアスパラガスに豚バラ肉の薄切りを巻き付けます。

②塩・コショウをふり、中火でしっかり焼き上げます。

※お肉を柔らかく仕上げたい場合はお肉に片栗粉などを薄くまぶしておくのがオススメ。

薬膳八百屋には「みやじ豚」のバラ肉も取り扱いあります。垂涎の肉巻きになること間違いなし!

ぜひお試しください。


熱を冷ます生薬「金銀花(きんぎんか)」

熱を冷ます生薬として先ほど「天門冬(てんもんどう)」が出てきましたが、食区分の生薬で使いやすいものの一つが「金銀花(きんぎんか)」です。

化膿性疾患や咽頭炎など、炎症による熱に力を発揮!

熱を冷ます生薬は色々ありますが、金銀花の特長は「解表(げひょう・かいひょう)」といって発散作用があること。

みなさんおなじみの「ミント」のようなはたらきをします。

ミントのスースーした感じが苦手なかたは気に入って使っていただけると思います。

性味・効能

【性味】甘 / 寒 

【効能】解表・清熱解毒(発散させるとともに、熱をとり、余計なものを外に出します)

基原植物

スイカズラ科の常緑つる性植物スイカズラの花蕾

葉が冬でも枯れないことから「忍冬(にんどう)」と呼ばれたりもします。

(昔の中国では茎や葉が忍冬という生薬名で用いられていました)

西洋名はハニーサックルです。

漢方的な使い方

①化膿性疾患の解毒に用います。(荊防敗毒散など)

②激しい喉の痛みを抑えるのに用います。(銀翹散:これはドラッグストア等で見かけたことがあるかもしれませんね)

民間的な使い方

皮膚病や不老長寿を願い、花を酒に浸したものを温め1ヶ月寝かした「薬酒(やくしゅ)」として飲みます。

薬膳八百屋では15g550円からご用意

春から夏にかけて風邪をひきやすいかたや、不調の出始めがいつも喉、というかたは常備しておいてもいいかもしれません。

薬膳八百屋では15g550円からご用意しています。

家にある緑茶と1:1くらいで組み合わせていただくと、あっという間に初夏の薬膳茶が完成です♪

ぜひお試しください。

店頭では体質にあったオリジナル薬膳茶の茶葉の販売もしています。

「頭痛がひどい」「蕁麻疹が出やすい」等、医者にかかるほどではないけれど気になっている不調がありましたら、お気軽にご相談ください。


新商品「トマトスープ」のご案内

立夏の養生法「こまめに熱を冷ます」について色々とご紹介してまいりましたが、「いやいや肉巻きもお茶もめんどくさいよー」というかたのために、とっておきの新商品をご紹介します!

冬にご好評いただいた「やさしいスープ」シリーズに「やさしいトマトスープ」が仲間入りしました!!

「体の熱をとりながら汗として出ていった水分を補う食材」の中にトマトがありましたが、水で溶いてレンチンするだけのお手軽さです。

一袋で5杯分作れ、税込680円。お得ですね!

薬膳八百屋ではテイクアウトでもご用意いたします。

ご自身の生活にあった方法で、無理なく養生してまいりましょう〜


イベント情報

最後に、終了したイベントの報告と、5月のイベントのお知らせです!!

「第62回つまずかない漢方講座:葛根湯」開催しました

毎月第四日曜日10時から鍼灸院で行なっている漢方講座。

この4月からはいよいよ「傷寒論」の解説に入りました。

葛根湯の原料の生薬をブレンドし、葛湯も飲んじゃう!という盛りだくさんの講座でした。

次回は5月29日(日)「桂枝湯」をやります!

5/14(土)19時より「金銀花であそぶ会」やります!

毎月第二金曜19時から八百屋でお楽しみいただいている生薬サークル。

「金曜日は仕事が終わらないよ〜!」というお声をちらほら頂戴しましたので、今月は土曜日に開催してみることにしました。

今回の生薬は「金銀花」。

もちろん金銀花のお土産付きですよ!

お一人おひとりの体質にあったオリジナル薬膳茶も作ります。

ぜひふるってご参加ください。
薬膳八百屋公式LINEからお申込みください!

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5/17(火)髙橋農園直送の朝採れ野菜を販売します!!

世田谷区等々力にある「髙橋農園」の髙橋さんは素晴らしい考えをお持ちの方です。(詳しくはまたご紹介しますね!)

「東京都エコ農産物」認定。化学肥料をほぼ使わないお野菜たちです。

髙橋農園さんの直売所では「その日売れなかったものは全て廃棄」という鮮度の徹底ぶり。

このクオリティはみなさんご納得いただけるのではないでしょうか!

また、当日17時からはアンケートでもご要望の高かった「薬膳調理イベント」を同時開催!

髙橋農園のお野菜を使った「季節のおばんざい」を管理栄養士の内山みなみさんに作っていただきます。

災害時でも使える「ポリ袋調理」という方法を用いて、先着順にお一人ずつ、30分ほどかけて行います。

薬膳の解説は薬膳八百屋を運営する漢満堂代表の青木です!

入荷するお野菜の品目やおばんざいの詳細は公式LINEでお知らせいたします。

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おまけ:だいこんちゃん日記〜てんちょと企画をかんがえました!〜

はぁ〜い!!だいこんちゃんです!

てんちょに「新聞書くから、だいこんちゃんも一言よろしくね!」と言われました。

えっへん!それではだいこんちゃんもお手伝いした、野菜の企画を練っている時の写真を貼ります。

だいこんちゃん、実は無農薬育ちじゃないんですよ(ここだけの話)。

でもアンケートに「無農薬のお野菜が食べたい!」っていうのがたくさんあって、しょんぼりしちゃいました…

てんちょに相談したら「今から意識して食べるものを選んだら、少しずつ体質が変わるんじゃない?」って言われて、農家さんをたくさん調べました。

そこで出会ったのが、先ほどご紹介した「髙橋農園」さんです!!

オーナーが春キャベツを買ってきてくれたんですけど、なんとびっくり!

青い部分もとっても柔らかくて、青臭さもなくておいしかったんです!!

だいこんちゃん、キャベツあんまり好きじゃなかったんですけど、これならたくさん食べられる!と思いました!

みなさんに髙橋農園さんのお野菜食べてもらうのとっても楽しみです♪

あと、調理イベントも楽しみです!!だいこんちゃんの分もあるかな??

みなさんにお会いできるの楽しみにしています☆

以上、だいこんちゃんでした!

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